KENです!今回は、出来高の重要性と使い方について解説します。
私は、2016年に投資を開始し、投資を広めるために情報発信をしています。
YouTubeやSNSで合計20万人近くのフォロワーがおり、SBI証券やマネックス証券のセミナーに出演したり、日経新聞などのメディアにも取材いただいたりしています。
そんな私が、株式投資をする上でとても重要な出来高について解説させて頂きますので、是非最後まで見てくださいね。
①出来高とは?
出来高とは、特定の期間中に成立した株式の売買量のことです。
例えば、1日のうちに1万株売買された銘柄は、1日の出来高が1万株になりますね。
下にある、赤と緑の棒グラフが出来高ですね。
②出来高が何故重要なのか?
出来高が重要な理由の一つに、株式投資は発行済み株式数が決められているという点があります。
FXと違い、株式投資の場合、発行済み株式数の中で売買が行われて価格が決められており、出来高を把握することで、どこでどれくらいの人が買っている売っているかの目処がつきやすくなるんです。
③出来高のおすすめの使い方
出来高のおすすめの使い方は、価格帯出来高を見ることです。
通常の出来高が特定の期間を表すのに対して、価格帯出来高は特定の価格帯でどのくらい出来高ができているか表しているものです。
下の図の、右側の部分が価格帯出来高ですね。
では何故、この価格帯出来高がおすすめかというと、どこの価格帯でどれくらいの売買がされているのか。
もっと言えば、どこの価格帯でこの銘柄に投資している投資家が多いのかがわかるんです。
需給をよむ上で、どの価格帯でどれくらいの投資家が買っているかを知ることはとても重要なことです。
例えば、価格帯出来高の多いところよりも、今のチャートが上にあれば、その銘柄は含み益の投資家が多いことを示しています。
含み益の投資家が多い場合、株価は上がりやすくなります。
逆に、価格帯出来高の多いところよりも、今のチャートが下にあれば、その銘柄は含み損の投資家が多いことを示しています。
含み損の投資家が多い場合、株価は上がりにくくなります。含み損を抱えている人が、自分の購入価格に近づくと同値撤退してくるからです。
まとめ
②出来高は、需給をよむ上でとても重要
③出来高の中でも、価格帯出来高を見ることによって投資家心理がわかる