※前回の「暴落事に狙いたい4銘柄」記事はこちら↓
日経平均が3万円を超えたりと、株式市場が盛り上がっている印象です。 グングン株価が上がっているそんな時こそ「暴落が来るのでは…」と思ってしまいますよね。
暴落は大きなダメージになるし、暴落の底はわからないので気をつけなければいけません。生き延びることが第一優先です。
一方の見方として、買いたかったけど手が出せなかった銘柄の株価が低くなっているタイミングでもあります。そんな時のためにも「暴落した時に狙いたいリスト」を作っておきましょう。
先ほども言いましたが暴落の底は誰にもわかりません。
購入する際は一気にたくさん買うのではなく、日を分けて購入する事をお勧めしています。
三菱UFJフィナンシャルグループ(8306)
1つ目は三菱UFJです。人気の高配当銘柄ですね。
2021年3月期ハイライト
コロナ禍でも業務粗利益は小幅ながら増加しています。(海外子会社の連結による増収の影響あり)
➡︎三菱UFJの2021年3月期の決算ハイライト資料はこちら
連続増配
配当金目当てで三菱UFJを保有している方も多いと思います。
実際、配当金は10年連続で非減配です。(減っていないと言うことですね)
さらに、今期の年間配当は前年比2円増の27円に増配する方針も出しています。
海外への投資
ここ10年でアジアを中心に海外の銀行に出資したり、M&Aをしたりして事業を進めています。
三菱UFJは他のメガバンクに比べてグローバルネットワークが進んでいる会社です。
低金利な日本だけのを収益源とせず、世界にいち早く投資している部分に注目しています。
長期で配当をもらいながら今後を見守りたいです。
スパイダープラス(4192)
2つ目は2021年3月に上場したばかりの企業です!
業績はこちら↓IPO直後ということでかなり割高に評価されている。
強み①建設業の悩みを解決
建設業界は労働時間が長く、人員が不足しています。
工事現場でもDX化が迫られています。
強み②顧客に高く支持されている
NRR(売上高継続率/ネットレベニューリテンションレート)が145%
その他のKPIも順調に推移
①ID数も順調
ID毎の課金になっているのでIDが伸びているかは重要です。ここもYoYで32%伸びています。
②ARPUも順調に伸びている
ARPUを簡単に言うと、1IDあたりの単価がどれだけ上がっているかがわかる指標です。
利用者がどんどんアプリを使う機会を増やして、オプション(アップセル)も使ってくれているから単価が上がっていることが読み取れると思います。
③Customer Churn(チャーン)
チャーンとは解約率の事です。この数字が低ければ低いほどそのサービスは解約されない良いサービスだと考えることができます。
年0.6%はかなり低い数字です。
顧客が満足しているサービスを提供できていることは、これからどんどんID数を拡大していく上でとても大切なのでチャーンが低いことはとてもいい事です。
解約率が低い→顧客が満足しているor他のサービスがない→ID数、ARPU上昇!こんな感じのイメージかな?
その他の注目点
造船,電車とか、そういった設計図が必要なものに横展開していくことができればかなり大きな市場を狙えるのではないかなと考えています。
ただ、時価総額が600億前後と少し高めの評価がついてはいるので、今は様子を見ています。
ゴールドマン・サックス(米株)
こちらは米国株です。言わずと知れた金融系企業ですね!
業績はコロナ禍2020年3月のあたりもしっかりと利益を出している。
直近の利益水準、売上高も好調に推移しています。
強み①堅調な業績
コロナ禍でもしっかりと収益を残している。その後も利益を伸ばし続けている。
暴落時は売る人も買う人も増えて相場が大きく動きます。出来高が増えるのでトレーディングが増えることから収益が確保できます。
強み②金利上昇に対する恩恵
銀行株なので金利上昇の恩 恵を受けます。
アメリカのインフレ率2.3%台に乗せてきました。インフレ率の高まりや景気回復から金融緩和が想定以上に早く始まるのではないかという思惑から金利が上昇してきています。
10年債の利回りも今後は2%を目指す展開になってくると思います。
そうなると金融機関の利鞘が拡大傾向にあるので収益性も今後上がっていくのではないかと考えています。
強み③自社株買いも再開
自社株買いが再開され始めました。
自社株買いが再開されたことで株価もめちゃくちゃ掘る(下がる)と言うよりは限定的なのかなと考えています。
米株デビューは1000円から買えるPayPay証券がおすすめ
まとめ
スパイダープラス(8058)
ゴールドマン・サックス(米株)
今回は暴落時に狙いたい銘柄ということで個別銘柄についての記事でした。
3銘柄とも比較的に時価総額が大きい企業だという共通点もありました。 企業の資金力やブランド力、長い年月で培ってきたノウハウやクライアントとの関係性、解約されにくいサービス暴落事に利益が出る会社などなど、、、 暴落が起こってしまった時には高嶺の花だった銘柄の株価も一緒に落ちていきます。
今回の3銘柄の特徴などを参考にしながらご自身でも「狙いたい銘柄リスト」を作ってみましょう。
※今回の記事は動画でもご覧になれます。